「1冊20分、読まずに分かる!すごい読書術」
このタイトル、いかにも怪しくないですか?笑
読まない?20分?
はじめは、「どうせよくありそうな速読術だろ?」と決めつけてました。
でも読み終えてみた感想。
けっこう良かった!!
これは読書術というより、むしろそれ以外の考え方が大変参考になる本でした。
この本の著者は年間500冊以上もビジネス洋書を読むような方で、そりゃ考えが役に立たないはずがないですよね。笑
ということで今回は、特に気になった箇所をピックアップして紹介しようと思います!
見方を変えるだけで「読書が苦手」は克服できる
読書が苦手だという人のほとんどは、
- 読書=お勉強
- 読書=暗記しないといけない
こんな先入観をもってしまっています。
「ちゃんと理解して暗記しながらじっくり読まないと…。」
そんなことを考えながら読み進めるために、まったく進まず、読書自体がストレスになる。
そして結果的に「自分は読書が苦手なんだ…」と信じ込んでしまうのです。
でも読書には「苦手」なんて存在せず、そこには考え方の違いがあるだけ!
読書は「見る」と「考える」という2つのプロセスでできています。
読書が苦手な人ほど、「見る」と「考える」を同時に行っています。
なにも考えずに読んでいるだけでは、こんなことには気づきませんよね。
「見る」とは文字を認識してだいたいの流れを知ることで、「考える」とはその文章の意味を自分の中に落とし込むこと。
確かにこの2つを同時に行ったら、脳が処理しきれずに機能停止しそうですよね。
「見る」と「考える」の程度によって4つに分類したのが「通読」「速読」「多読」「熟読・精読」らしく、この順番で読み方を変えながら何度か読むのがおすすめだそう。
この4つは単純に役割が違うので、一回ごとの負担を軽くして、気楽に読んでみよう!ということなんですね。
一度で理解しよう!と意気込んで読書が進まないくらいなら、この方法でストレスなく読めた方が断然良いですよね!
本を読んだら行動計画を作ろう
いまあなたが読んだ本から得た気づきやアイデアを使って、実際にしてみたい行動を書き出します。
48時間以内から、遅くとも3週間以内にその行動計画に書かれたことが自動的に起こってしまうのです。
「本を読んだら行動しよう」というのは読書術の鉄板ネタですが、それを具体的なステップに組み込んでいるのがこの本の面白いところ。
本を読んだら「すぐに」「計画を立てろ」というのです。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、まさにこれですよね。
本を読んだ直後は、その知識や得た価値観、感情までもが頭の中をぐるぐるめぐっているはず。
それが失われる前に計画に落とし込んでしまえば、「その本を活かせる」ことに大きくつながりますよね。
夢をかなえる力が読書にはある
当たり前のようですが、やっぱり読書って無限大の可能性を秘めているんだなぁと実感した部分です。
「目的をもって読書をしよう!」というのは読書の大切なマインドですが、意外となおざりにされがちですよね。
「読書はいいものだろう」とか、「周りがスマホを見てる中で読書してる自分偉い」とか、そんなあやふやな理由な人も多いのではないでしょうか。
(単純に読書好きな方、ごめんなさい。)
実はこれが成功者との違いなのだそう。
成功者は目的をもって、ビジョンを定めて、人よりもうんと読書をしているのです。
強い思いをもち、目的ありきの読書をすれば、夢をかなえる力が読書にも十分あるといいます。
読書の知識をお金に換えていく人が生き残る
読書で得られた情報を自分という切り口で知識化することによって、いくらでも成果を出すことができるようになった
やたらと「情報化社会」と言われていますが、今は”知識創造社会”に向かっていると筆者は言います。
知識創造社会…情報が情報としての価値を失ってきているということでしょうか。
僕もブログを書いている端くれとして、「読者のためになる情報を提供しよう」ということはよく耳にします。
それは「あなたにしか提供できない情報を考え出そう」と言い換えられるのかもしれません。
「情報にあふれている」ということは、「情報自体はいつでもどこでもゲットできる」わけですよね。
情報が情報のままでは、ただのコピーになってしまう。
だから何も考えない人からは何も価値あるものが生まれないということですね。
例えばこの書評ブログも、「僕が感銘を受けた部分」をピックアップしてまとめ、それを皆さんに紹介しています。
内容は本を見ればいいだけの話。でも記事のテーマや例、疑問の投げかけなんかは完全に僕の頭の中から出すものなので、本からは得られない何らかの価値はあるはずなんです。(んん?..価値...あるか...??笑)
読書をして知識や情報を得たら、それを自分の頭を一度通して考え、それを発信する。
人それぞれには違う価値観があるわけなので、同じ情報でも伝え方は違うでしょう。
そういう「人の思考」を通した情報にしか価値がない時代になってきた。
だから創造するためには、読書によって豊富な材料を集めなければいけない。
そんなことを言っているのでしょうか。
本の感想
はじめは正直うさんくさかったですが、上で紹介したように、真理をついたような考え方がいろいろと学べる本です。
行動しないと何も始まらない、分からない、とはまさにこのことですね。笑
実はこの本「レゾナンスリーディング」という読書法をメインに紹介している(タイトルが読書術ですからねぇ…)のですが、正直僕には高度すぎる方法で理解ができませんでした、、。
しかしそれ以外のところが大変参考になったので、全体としては満足です。
特に、抽象的な考え方だけを述べるのではなく、ひとつひとつに具体的な方法を提示してくれているので、すぐに実践しやすいものが多いです。
最近読んでいる読書術関連のビジネス書の中でもけっこうポイントが高かった本なので、少しでも興味が湧いた方にはぜひ読んでいただきたいです。
| 個人的評価 | ★★★★☆ |
|
ひとことレビュー |
・読みやすく、考え方+手順を示してあることが多いので実践しやすい |
|
著者 |
渡邊康弘 |
| 出版年 | 2016 |
| ページ数 |
249 |
| 興味深かった内容 |
・人に感想を話すすごい効果 |



コメント