読書が続かない人へ【原因は暗記しようとするからだ!】

ビジネス・自己啓発本

みなさんにとって「ビジネス書・自己啓発本を読む」とはどういう行為ですか?なんのためにするものですか?

  • 著者の考えやノウハウを完璧に頭に入れるためのもの

僕にとっては完全にこんなイメージでした。

せっかく1000円近いお金で買ったわけだし、良いことがいっぱい書いてありそうだから、全部自分のものにしないとな!と。

しかし、「遅読家のための読書術」(印南敦史)の中で筆者は上記の考えを否定した上で、それが“遅読家”になる原因だと指摘しています。

つまり、「そんな考えでいるから、いつまでたっても読書が得意にならないのだ!」と。

自分の中での常識を覆されてハッとしたと同時に、本当にこの本を早いうちから読んでおいてよかったなぁと思いました。

これからの読書がすべて無駄になっていたかもしれませんからね…。

そんな「読書」に対する考えを変えた一冊を、今回は紹介しようと思います。

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なぜ1冊を読むのが遅いのか?


まずはこの問いについてしっかり考えることが大切です。原因が分からないと改善ができませんからね。。

僕なりに思いつく理由は、

頭にしっかりいれるために、じっくり熟読するから

これでした。

やっぱりノウハウはちゃんと記憶しておかないとなと、そういう「お勉強スタイル」で読書をしてしまうわけです。

でもこの考え自体が、空回りな読書につながっているのだそう。

(非常に残念なことに)熟読して覚えた“つもり”になっていることの多くは、時間の経過とともに(しかもごくごく短時間のうちに)記憶から消え去っていきます。結局のところ、「すべてを頭に叩き込むことを前提とした読書」ほどムダなものはないのです。

うっ….。グサッときますね。。

確かに、じっくり読んだところでそれを完璧に覚えたわけでも身に着けたわけでもない。

それなら、「覚えるつもりの熟読」ほど無駄なものはないですよね。。

そして筆者は次のように提案します。

「100%を写し取る」から「1%にめぐりあう」へ

「なにか」が頭の片隅に残っているのだとすれば、少なくともその部分が自分にとって必要だということ。
一冊を読み通したことの意味は、その一節に出会えたことにあるー

すべてを暗記するのではなく、心に響く一節に出会うために読書をする―。

すごく革新的なアイデアですよね。。

(まさに僕にとっての“その一節”はこの部分ですが。笑)

知識を自分のものにしよう!という暗記スタイルは、どうしても「詰め込み勉強」のように「ストレスを感じるもの・机に座ってはりきって行うもの」というイメージになりがち。


でも「グッとくる一節に出会おう!」というスタイルなら、ストレスもなく、むしろ宝探しのようにワクワクしながら読書ができますよね。


ノウハウの1%しか残らないなんて、それじゃあビジネス書を読む意味がないじゃん!

確かに僕もちょっと思いました。

でもよく考えてみれば、そもそもすべての知識を一冊の本から取り込むなんて無理なことなんです。

たった1回の読書に期待しすぎなのでは?

情報であふれかえっている現代。あらゆる情報を自分のものにするなんて、不可能な話です。

それなら、心に響く一節をどんどん増やしていった方が自分の中は満たされていくだろうし、その方が読書が楽しいものになりますよね。

そうやって楽しみながらどんどん本を読んでいけたら、結果として「真面目に勉強しようとして読書をする人」よりも知識が大きくなってたりして..。笑

なぜ本だけ真面目に読もうとするの?


そもそも、なぜ本になったとたん、真面目に一字一句読もう!ということになるのでしょうか。

活字を読む機会なんて、日常にあふれかえっているはずです。

いくらスマホの時代になって新聞を読む人が減ったからといって、ネットで調べて出てきた記事を読んだり、twitterを眺めたり、「文章を読む機会」っていうのは結構ありますよね。

それなのにも関わらず、本だけ違った読み方をする。

本だって、ネットの記事みたいにサラサラっと読めばいいのに。

よく考えてみたら不思議なことです。


でも仕方ないと思います。本は真面目に読むものだ!みたいなイメージってどうしてもありますよね。

学校でそうやって教えられてきちゃいましたから。


でも今の僕らなら、もうその考えに疑問を抱けるはず。

SNSとかで気になる部分だけをどんどん読んでいくように、本だって気楽に読めばいいんです。


なによりも大事なのは読書にストレスを感じないことで、それが続けるコツなんですよね。

本の魅力だけを抽出する「1ラインサンプリング」


本を読みながら「これいいな!」と思った箇所を書き出していく。

それが筆者の提案する「1ラインサンプリング」という方法です。


印南さん(筆者)の場合は、本を読みながら気になった部分を1枚の紙に手書きで書き出しているそうです。

なんでも、「情報を自分の手を使って再構築するプロセスをはさむことで、単なる流し読みや単調な熟読よりも圧倒的に深い読書効果が得られる」とのこと。

実際にやってみました。


僕は面倒臭がりなので、キーボードで打ち込みました

感想。

確かに、流し読みをしたときよりも頭に残っている感はすごい。

あとは、自分の興味のある箇所だけを抜き出してあるから、なんか一覧で見るとどれも魅力的でワクワクする!笑

そして何よりも、読書のストレスが大幅に軽減されている感じがしました。

興味を持ったところは書き出してしまえばいいのだから、暗記しておく必要がないんですよね。


筆者もどこかで言ってた気がしますが、これは完全に「お気に入りプレイリスト」を作っていく感覚ですね。

あとでお気に入りは見返せばいいから、とりあえず気になるところを探し出していこう!

そんな感覚で読書ができるので、これなら続けられそうだぁと感じました。

ほかに気になったところ

  • 「音楽を聴く」ことと「本を読む」ことは似ている
  • 読書の無駄を削ぎ落とすもっとも効果的な方法
  • スラスラ読める人は本の「どこ」を見ているか?
  • 流し読みのための具体的なテクニック
  • 「線引き読書」をおすすめしない理由

1ラインサンプリングの具体的な詳細や、そのほかの読書のコツがいろいろと書いてあります。

注意してほしいのは、速読テクニック系の本ではないということです。

教養のための読書なんてつまらない!


筆者が最後の部分で語っていたことが心に響いたので、特別枠として最後に紹介しようと思います。

知識が増えたからといって、その人が偉くなるわけではありません。

教養のための読書?そんなのつまらない!


これにはグサグサっと、2回きましたね。笑

人生を豊かにしてくれるだろうし、いろんな考えを知ってみたいから、読書をしよう。

これが僕の本を読む動機です。

でもこのまま教養のために読み続けたとして、もしかしたら単なる知識マニアになったり、偉そうに知識を言いふらすような人間になってしまうかもしれない。

それでは本来の目的を失っていることになります。

一節に出会うための読書を楽しみながら、その結果として人よりちょっといろんなことを知ってる人間になれたら、面白い人生になるだろうなぁ

そんな心構えの方が人生明るくなりそうですね。

それにしても、印南さん(筆者)は本当に本が好きなんだなぁと本を読みながら思いましたね。。

愛が伝わってくるというか。

おわりに


読書を始めたいと思ってるけど、今のままでは続く気がしない。

そんな方にぜひこの本をおすすめしたいです。


一番大切なのは、実は「読書」への考えを変えることかもしれませんよ。

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