夢を叶える読書術は「人生を豊かにする読書術」だった

ビジネス・自己啓発本

読書で夢を叶えよう」だなんて、思ったことはありますか?

僕にはそんな発想はまったくありませんでした。

なぜ読書で夢が実現するんだ?と。おおげさではないのか?と。

でも「夢をかなえる読書術」を読んで、その意味が少しだけ分かったような気がしました。

「読書した→夢がかなう」

この思考回路は明らかにおかしいですが、順をたどれば、間違いなく「読書」は「夢を叶える」ことにつながっているのです。

これはどういう意味なのでしょうか?

「夢を叶える読書術」より気になった部分を引用しながらキーワードを集め、考えていこうと思います。

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読書は必ず人に変化をもたらす

本を読んだことによって、人は必ず何かが変わるのです。

「意味のある読書」とは、その内容を人に説明できる、つまり「アウトプット」できるようになることだというのはよく聞く話です。

どんなに良い本を読んでも、それが頭に残っていなかったらその読書は無駄な行為のように思えます。

「いい本だった」そんな感想しか言えないとかね。

しかし筆者は、どんな読書にも意味のないものなんてないと言います。それは、本は自分の中に少なからず「変化」を起こすからだそう。

勉強だけが読書の目的ではありません。具体的な内容が頭にのこっていなくても、読んだものは形を変えて自分の中にのこり、自分自身を作りあげているのです。

確かに。。

本を読んで感動したり、怒りが込み上げてきたり、、。

それって何かを本から感じ取って、自分の中で何かが動かされたからなんですよね。


だから具体的には説明できなくても、価値観の変化は起こっているのかもしれない。

人生は「有効な無駄」で成り立っている

こんな真理もあるようです。

一見無駄なように思えるものが、意外と知らないところでちゃんと機能していることもある!


筆者はこれを「食べた肉は覚えていないけれど、体の一部を確かに作っている」と例えていましたね。


目先のことばかりにとらわれがちな僕たちは、このことにあまり気づきません。

「これはすぐに役立つ!」「これはすぐに使えないからいらない!」


そんな風に、「自分にすぐに利益があるだろうか」だけを判断基準に、それ以外のものを捨ててしまいがちです。

でも無駄だと思っていたものが、実はめちゃくちゃ役立っていた!ということもありえるんですよね。


例えば受験生の息抜きとか、大学合格以外の夢を考えるとか、そういうのも有効な無駄だと言えるんじゃないですかね。

確実に「大学合格」という目標には良い影響を及ぼすはずですから。

自分の中で何かが変わることが「成長」

著者のさまざまな価値観に触れることによって、本を読む前より、ほんの少しだけ優しくなったり、ちょっとだけ深く考えられるようになっていたり、ものごとをよりつらく感じるようになっているでしょう。本を読むことで著者と出会い、自分の中で何かが変わっていく。それを「成長」といってもいいのです。

「成長」っていうと、すごく大きな変化をイメージしてしまいますよね。

たとえば「人間としての成長」なんていうと、幼い考えを捨てて大人になることや、強い精神力を持つようになる、みたいなおおげさなことを思い浮かべてしまいます。

もはや「生まれ変わる」と同義といっても言い過ぎではないでしょう。

でも「少しだけ優しくなる」。それだけでも成長だというのです。


ちょっとポジティブすぎないか?とも思ってしまいますが、ものはとらえ方次第ですよね。

「成長」なんて抽象的な言葉なんだから、どんなことを「成長」って言ってもいいはず。


本を読んで何かを感じた。成長できた。
成長してる。読むたびに自分を上げていけてる。

そんな風に考えれば、読書をするたびに自分がステップアップしてる気がして、モチベーションが上がりますよね!

どんどん自分を鼓舞して、結果的に夢に近づいていけそうですよね!

読書は人間にしかできない「次元を変換する作業」

映像や音などのイメージで入ってくるものと違い、文字を意味に変換する作業はとてつもなく高度で知的な作業―

「読書」という行為自体にも、ポイントがあるようです。


僕たちがテレビや映画にばかり目が行ってしまうのは、直観的でわかりやすい、つまり「楽」だからですよね。

それに比べて読書は、活字が並んだだけの紙切れから、意味や立体的なイメージを作りださないといけない。「高度で負担の大きい作業」なんです。


だから読書はイマジネーションを鍛えるんです。

考える力も、何かを構築する力も。


夢へのイメージを作り上げる上でも、「成長」する意味でも、読書はとても効果的なのです。

夢を叶える本の読み方

一番「夢を叶える読書術」っぽい箇所があったので、簡単にご紹介します。

①なりたい職業の人の本を読む→②合格体験記から実際のノウハウを学ぶ→③合格したあとの自分はどうありたいのか、もう少し抽象的な「生き方」の本を読む。

具体的なテクニックなどは別の章に書いてありましたが、「なりたい職業に就く」という目的ではこれが一番分かりやすいです。

何と言ってもポイントは、「夢を叶えたあと」のことまで想像できるような本を選ぶことですよね。


夢を叶えてしまったらそれで終了、というのはよくある話です。


これは僕も実体験済み。


僕の場合は「大学合格」がひとつの夢でした。それ以降の人生なんて、どうにでもなれい!という感じ。

案の定、大学に入ってからというもの、勉強をしなくなってしまいました。


(社会の仕組みがそうなっているのだから、仕方がないじゃないか!と言い訳したいのも本音ですが。。)


こうなってしまったのは、「夢の先までちゃんと考えなかった」からです。

(今さらですが、僕はこうして本の紹介や考察を書くことで、勉強について考えを改めようとしています。)


「夢を叶えるための本」だけじゃなくて、「夢を叶えたあとの自分が想像できるような本」も読んでおいたほうが、夢へのエネルギーはより大きなものになるし、叶えただけで終わってしまうのを避けることができますよね。

真理を考えると、「夢をかなえること」自体が目的なわけではないと思います。

例えが少しゲスいですが、「難関資格を取得する」ことをかなえたいとします。

でもこれって本当に、「難関資格を取ること」が目的なのでしょうか。少なからず、「取得した後の周りからの評価や称賛を得たいから」というその先の夢もあるのではないでしょうか。

まあこれは例が悪いですが、それでもやはり夢の先まで考えた方が、結果にもいい影響を及ぼしようですよね。

なぜ読書が夢を叶えるのか?

さてさて本題。

「なぜ読書術が夢をかなえるのか?」について考えましょう。

果たして、「一瞬で人生が変わる!夢をかなえる読書術」をタイトル通りに受け取ってもいいのでしょうか?


まず「夢をかなえる」とは何か自分に変化を起こすこと。それを継続することも大切です。

そのためには方向が定まっていないといけない。


本は考えるきっかけを与え、知識を豊かにし、ヒントをくれる。

そして考えに考えることで、自分の進むべき道が見えてくる。

→夢をかなえることにつながる


こんな感じでしょうか。

読書を通して筋道を明確にしていくことが大事だと僕は受け取りました。

結論

:夢をかなえる読書術とは「人生を豊かにする読書術」だった!

「読書術」が夢をかなえるのではなく、読書術を「利用」し、「自分の頭と手で」「考えながら」成長することで夢をかなえる。

「夢をかなえる」ための読書のプロセスは知識を豊富にし、自分の中にどんどん変化を起こしていく。

つまり「人生を豊かにする」ことに他ならなかった!


この結論も、ちゃんと考えたからこそ導き出せたことですね。


この本のタイトルを見ただけでは、「読むだけで夢が叶う」なんて愚かな考えを抱いていたかもしれません。


他に面白かった内容

  • かぎられた人生の中で、どんな本を読むべきか
  • 読書が楽しくなる「1人つっこみ」のすすめ
  • 読み方に正解なんてない!堂々と自分の好きなように自由に受け止める
  • 「本で助けられた経験」の有無が人生を分ける

おわりに

タイトルは「読書術」ですが、テクニックよりも、「本を読んで人生を豊かにしていく」ための具体的な「考え方」がよく学べる本です。


個人的には特に、第四章の「読書で夢をかなえる」の内容が心に響きました。

この先生は本当に本を愛していて、読書がどれだけ人生に影響を与えるかをよく知っているんだなぁというのがストレートに伝わってきます。


「人生を読書で変えてみようかな」という思いが少しでも湧いてきた人には、ぜひおすすめしたい一冊です。

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