みなさんは「ヘビーウェイトTシャツ」って知ってますか?
ややこしい定義を省いてざっくり言うなら、「めっちゃ生地が頑丈なTシャツ!」です。笑
その存在を知ったきっかけは、 ユニクロが出しているヘビーウェイトTシャツで、 以来完全にこいつにはまってしまいました。
そこで調べてみると、United Athle(ユナイテッドアスレ)というブランドが出しているTシャツがめちゃくちゃ有名だとのこと。
さっそく購入しようと思い調べていると、「無地Tだけでこんなに種類あるの!?」と頭が混乱してしまいました。
レビューを読んでもあんまり違いが分からない。
それなら、実際に買ってみてサイズやらを比較してみよう!!
そんなこんなで書くことになったのがこの記事です。
特に、
そんな方に役立つ情報を提供できればと思います.
今回比較するTシャツ
①5.0オンス レギュラーフィット無地Tシャツ(サイズ:S)
②5.6オンスハイクオリティー無地Tシャツ(サイズ:S)
③6.2オンス プレミアム無地Tシャツ(サイズ:S)
④7.1オンス オーセンティックスーパーへヴィーウェイト無地Tシャツ(サイズ:S)
今回比較するのは、ユナイテッドアスレが出している5種類のオンス(厚さの単位. ※)の無地半袖Tのうちの4つです。
それぞれひとつずつしか用意できず、しかも色もバラバラなので、データとしての信用性は低いかもしれません。ご了承ください. (そんなにたくさん買うお金ないよ!!)
比較① サイズ感
この記事に来てくださった方のほとんどが気になるのは「生地の厚さ」だと思いますが、サイズをまず比較してみました。
サイズ表比較
公式が出しているサイズ表を比較すると, 次のようになります.
5.0 | 5.6 | 6.2 | 7.1 | ユニクロU | ユニクロ ドライカラー | |
サイズ | S | S | S | S | XS | S |
着丈 | 65 | 65 | 63 | 66 | 64 | 66 |
身幅 | 48 | 49 | 47 | 47 | 47 | 48 |
肩幅 | 41 | 42 | 42 | 41 | 43.5 | 42.5 |
袖丈 | 21 | 19 | 18 | 19 | 20 | 18 |
実際の比較
全ての項目を比較するのはさすがに非効率的なので、5.0~7.1オンスの中で、特に違いが大きい項目を比べてみました。(上の表の赤字)
着丈:6.2 VS 7.1
サイズ表では、6.2(グレー)の方が7.1(白)よりも3cm長いことになります。
実際はどうでしょうか。
はい。変わりませんね。笑
身幅:5.6 VS 7.1
サイズ表によると、5.6(カーキ)の方が7.1(白)よりも2cm身幅が広いことになります。
実際はというと、
確かに、カーキの5.6の方が広いですね。
袖丈:5.0 VS 6.2
サイズ表によると、5.0(ブラック)の方が6.2(グレー)よりも3cm袖丈が長いことになります。
実際はというと、、
まあ、若干ブラック5.0の方が長いですね。
個人的に気になった違い
上の3つの比較で、サイズ表なんてものは目安程度にしかならないことは分かっていただけたと思います。笑
製造過程での誤差はあるはずなので、仕方がないとは思いますが。。
でもそれ以外に、個人的に「ここは特徴的だなー」と思った部分がいくつかあるので、そこを取り上げてみようと思います。
①袖幅の大きさ
サイズ表にはありませんが、袖の幅の違いが目立ちました。
4枚を重ねてみると、黒とグレー(5.0と6.2)よりも、白とカーキ(7.1と5.6)の方が袖の幅が広いことが分かります。
②身幅の大きさ
身幅:5.6 VS 7.1の項目でも取り上げましたが、やはり5.6のカーキは他の3つと比べても身幅が大きい(横に大きい)印象でした。
③5.0の首回り
黒の5.0の首回りは、他の3つよりも大きめな印象でした。
これは首回りのリブが他の3つと異なることも原因の1つだと思います。(5.0以外の首回りは頑丈に補強されている)
※わかりやすいように修正してあります
比較② 質感
続いては「質感」ということで、生地がどんな感じなのかを主観的に比較してみました。
簡単に表にまとめた結果は次の通りです。
5.0 | 5.6 | 6.2 | 7.1 | |
ざらざら感 | なし | なし | なし | ◎ |
肌ざわりの良さ | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
伸縮性 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
重さ(g) | 140.3 | 157.7 | 167.0 | 184.1 |
※重量は100均の電子天秤を用いたので、あくまでも目安です。
生地の触感
ヘビーウェイトTシャツといえば「硬い・ざらざらしてる」のイメージ。生地が頑丈だと、当然そうなりますよね。
予想通り、7.1は比較的硬めで、ざらざらの触感。どちらかというと綿よりも麻に近いかもしれません。
でも予想をいい意味で裏切ってきたのが6.2です。
7.1の次に丈夫なはずの生地にも関わらず、ざらざら感はなく、むしろ「しっとり・さらさら」という感じ。これには本当に驚きました。
調べてみると、これは素材の違いのようです。
7.1に使われているのは「U.S.コットン」という綿で、この丈夫さとざらざら感が特徴的。
それに対して6.2に使われているのは、一般的なTシャツに使われている「天竺」というインドの綿なんですね。
つまり6.2は、いつものTシャツの肌触りと頑丈さをあわせ持ったイメージですね。
なるほど。。それで「プレミアム」なんですね。笑
5.0は、いわゆる「普通のTシャツ」という感じ。
5.6は首回りも補強されてるし、「普通よりもしっかりしたTシャツ」という感じですね。
オンス的には5.0よりも0.6大きいだけですが、5.0とは生地の強度がまるで違います。
個人的な感覚では、「ヘビーウェイトTシャツ」は5.6からですね。
伸縮性・重さ
伸縮性は、やはり生地の頑丈さに比例するみたい。
Tシャツに伸び縮み要素は求められていないと思うので、着ている最中はあまり気にならないかもしれません。
違いが出るとすれば、伸縮性があった方が着脱はしやすいですね。
重さにも結構違いがありましたね。
比較③ 着た感じ
ユニクロなどの一般的なTシャツにない特徴として、ユナイテッドアスレが作るTシャツは「丸胴」という作りになっています。
丸胴とは、一枚の生地がつながって胴体部分を作っているということです。
普通のTシャツって、わきの下から縫い目が下までありますよね。
あれは2枚の生地を貼り合わせているからなのですが、丸胴だとそれがなく、筒を作るイメージで胴体が作られています。
着てみた感じで特に違いはありませんでしたが、シルエットの部分で1つだけ気になったところが、この丸胴です。
丸胴のメリットと言えば「着心地がいい」なのですが、悪く言えば「シルエットは緩め」になってしまうんですね。
二枚を貼り合わせた普通のTシャツは「お腹側と背中側の生地に挟まれる」というイメージですが、丸胴は「筒にすっぽり」という感覚。
つまり余裕が生まれやすいため、結果として裾がひらひらしやすくなってしまうのです。
僕はぴったりサイズのシルエットが好みなので、身幅が大きい5.6は少しひらひらが気になるかなーと感じました。
(僕がやせ型なのもあるかもしれませんが)
それ以外はすこし普通のTシャツよりも裾に余裕があるかなーという程度でした。
でもこの空間的余裕があるおかげで、夏はめちゃくちゃ涼しく感じるかもしれないですね!
まとめ
ここまでを踏まえた僕の超個人的なイメージは、次のような感じです。
これを機にみなさんも、快適なヘビーウェイトTシャツライフを楽しみましょう!
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