どうも、りょーくです。
今回は、「陰キャの僕が、意を決して一人旅にチャレンジした話!」です。
「陰キャでも一人旅で変われた!!」なんてストーリーを期待した人、ごめんなさい。
わりと現実的な内容かもです。
でも、「自意識過剰の陰キャが一人旅をしたらどうなるのか」という検証は十分にできたので、感じたことが誰かの参考になればいいなと思います。
(ちなみに、国内2泊3日)
なぜ一人旅をしようと思ったのか
なぜ陰キャの僕が、急に一人旅をしようと思ったのか。
ひとことで言えば、「ノリ」です。
(別にパリピじゃない。)
特に友達と遊ぶわけでもない。用事があるわけでもない。
少しは目標立てて、やりたいことだけやって過ぎ去っていく長期休暇。
何かでっかいことしよう。
「そうだ、一人旅行こう。」(京都ではない)
きっかけはそんなんです。
でも前々から、「一人旅」って言葉にはただならぬイメージを描いてました。
まあ具体的に言えば、
- かっこいい
- めちゃ強くなれそう
- 自分の殻やぶれそう
ガラスのメンタルが強化ガラスになりそう陽キャとも対等に渡り合えるようになりそう
とにかく、「一人旅で自分を変えられるのではないか」
そんな期待を胸に抱いていたわけです。
だからどうせなら遠い所へ、勇気がないなら「ノリ」で、大学生の特権ででっかいことしてみるか。
それが一人旅に挑んだ理由です。
現実は甘くなかった
簡単に想像できる通り、そんなにうまくいくはずがありませんでした。
まあそうだよね、「人生を変える本」を読んだところで「人生が変わる」わけじゃないし。
「一人旅をする→自分が変わる」そんなめちゃくちゃな理想を描いてたのには、反省してます。
でもよかったことはたくさんあったし、学んだこともいろいろとあった。
ということで、「陰キャが目標なしに一人旅にのぞむとどうなるのか?」をテーマに、いろいろと体験を話そうと思います。
結局、陰キャ的な行動をしてしまう
一番思ったのはやっぱりこれですね。
遠くに行っただけで、自分が陰キャのままってことは意外と盲点でした。笑
人目を避けて行動
結局は人の少ないところを回れるようなルート選びになってしまいました。
理由は単純。やっぱり、ただ一人で歩いてるだけで人目が気になったからです。
1人で通学とかは何にも思わないんだけど、観光地となるとなんか落ち着かない。
痛いヤツって思われてんだろうなぁ…なんて考えながら。
(そんなことないのは十分わかってるんだけど。)
まあ仕方がないっすよ。
一人旅なんて初めてだし、まわりはグループしかいないし。
でもどこでも陰キャ発動してつらかったなー。
陽キャが群れてるところを避ける
陰キャの性だからしょうがない。
パリピグループが怖いのは、観光地だと余計にです。
積極的に話しかけるのが無理だった
ひとり旅の醍醐味と言えば、現地の人との交流だ!なんて声もネットではよく上がってました。
たしかに、知らない地では地元の人にいろいろ聞いたほうが魅力的な場所にいけそうだし。
でも、これも無理でしたねぇー。
聞かないと分からないところは仕方なく尋ねたりしました。
でも「おすすめの場所を聞く」みたいなことができるはずもなく。。
ただ、田舎を歩いてたときに一度だけおじさんに話しかけられたことがありました。
そんでいくつか情報を教えてもらえて、このときばかりは「なんか若手俳優がよくやる旅番組みたいじゃね?」と内心はしゃいでましたが。笑
周りが大学生グループばっかでつらい
時期が時期でした。
春の長期休暇の真っただ中。世間は働いてるけど、大学生は休みが有り余ってる、みたいな。
案の定、観光オフシーズンにも関わらず大学生だけは異常に多いという状況でした。
陰キャ一人旅にとっては絶望的!!!
もう、地元で新幹線に乗ったときから、すでに周りは大学生とみられるグループばっかなんていう。。
旅先についても、行く先々に大学生グループ。
「同年代が集団で楽しんでる中、自分はひとりでなにをやってるんだ...?」と、ちょっとだけ、いやけっこうみじめな気持ちになりました。
そんなこと感じなくてもいいんだけどね!
食事がとにかく困る
一人旅の難関ポイントといえば、言うまでもなく「食事」でしょう。
大学ならカウンター席で黙々と食べれば済むのですが、観光地となるそうはいかない。
だいたいの店が、グループを想定してますからね。
ラーメン屋とかならまだしも、やっぱり「観光地 ひとり飯」はハードルが高すぎる。。
そもそも人目が気になるってのもあるし、混雑時にテーブル席に一人で案内されたときの申し訳なさはハンパない。
ということで結局どうしたかというと、
こんな感じでいろんな手段をとることになりました。
旅行の醍醐味のひとつは「食事」だと思うので、これが満足に自由に楽しめなかったのは少し残念でしたね。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎みたいに、1人であそこまでグルメを楽しめたらいいのになぁって心から思いました。
しかし良かったこともたくさんある!
こんだけメンタルをやられることがあっても、「旅」そのものはめちゃくちゃ楽しいものです。
「一人旅ならでは」の楽しみや喜びもたくさんありました。
ひとり好きには、冒険感がたまらない
初めての一人旅で強く感じたのは、この「冒険してる感!」
知らない地へ1人で乗り込んで、いろいろ調べながら、興味のままにいろんなところに行く。
計画通りにはいかないから困難もあるし、そのたびに自分で解決していく。
もうこれは「冒険」でしかありません。
ひとりでどこか新しいところに行くと「ぞわぞわっ」って感覚になる人なら、本当に楽しめると思います。
なんやかんや自信になる
旅行っていうと家族旅行しかしたことがないし、親がいつも行きたい場所を決めて調べて計画して、それについていくだけ、という感じでした。
受動的にしか旅行したことがなかったんですね。
でもひとりとなると、企画から工程まですべて自分で作成しなければなりません。
計画に沿って行動してみて、困難も乗り越えて、、
そんで、なんやかんやうまくいくと、「やりとげたぞ!」という達成感が半端ないです。
「ひとりで何でもできるんだぞ!」みたいなことを証明したいんじゃなくて、「ひとりでもやれないことはなかった!」っていう事実は、意外と大きな自信になりましたね。
キョドっても、ひとり
なれない旅だし、陰キャならキョドることの一つや二つくらいはあるでしょう。
(たぶん実際キョドってたと思う)
でも周りには知らない人しかいません。
どれだけ痛い行動をしようが、しょせんは一期一会の出会いなので気にする必要がありません。
なぜか知り合いの集団だと、発言するだけでも息がつまるっていう人もいるでしょう。
そんな陰キャでも大丈夫。キョドっても何の問題もありません!
(これは「外での自分を家族に見られたくない」っていう感覚からきてるんだけど、分かる人いますかね?笑)
結論:強くはなれなかった
一人旅を通じて、メンタルを強くすることも、人目が気にならないようになることもありませんでした。
むしろ自分の弱さにうんざりもしました。
でもそれは「自分が変わろうとしなかった」だけで、まあ仕方のないことでしょう。
つまり、「一人旅をする→だから自分が変わる」という考えは、おかしいですよーということです。
自分を変えたいのなら、積極的に困難な状況に立ち向かわないといけなかった、ということですね。
例えば、人前ではっちゃけたことしてみるとか。(違う、そうじゃない。)
でも、陰キャが思い切ってノリでやってみた一人旅は、それなりにとても楽しいものでした。
総合的に見て、行ってよかったなーと思います。
長期休暇中も家にこもりきっている陰キャのみなさん(ブーメラン)にも、一人旅はおすすめだよ!ってことだけは伝えておきたい。
確かにメンタルはズタボロになる(笑)けど、それ以上の収穫はあると思います!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!
コメント
他人とは思えない程共感しまくりました笑お互い大変ですが、頑張っていきましょう!
他人とは思えないほどまで、、笑
ありがとうございます!嬉しい限りです!
ですね、、困難なことばかりですが僕たちなりに頑張りましょう!
同じく陰キャが1人旅しようかなと色々検索してたら見つけました笑
リアルな旅の感想で参考に?なりました!
めちゃくちゃ面白かったです笑
ありがとうございます!
参考になった(なったのか?笑)のならうれしいです。笑
ぜひ楽しんできてくださいね!!